週刊少年ジャンプで連載中のDr.STONEの12巻の感想、ネタバレです。
12巻は、Z=98からZ=106まで掲載されています。
前巻、11巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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12巻
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=98 龍水
クロムが発見した鉄鉱石の鉱山に、物流網を敷いてさらには舗装道路も整備したことで、鉄も大量に手に入ります。しかし、大型船の建造はカセキの腕でも無理があり、どんどん船体が歪んでしまい最終的に行き詰ってしまいます。千空は大型船建造を諦め、定員数名の小型のヨット建造に切り替える決断をします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=99 化学王国写真日記
大型船の建造を諦めない龍水は、自ら精密な模型を作りそれを正確に拡大することで大型船の建造を可能にします。龍水や千空、多くの人間が長い時間をかけて大型船を建造し、一年後にようやく大型機帆船ペルセウスを完成させます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=100 はじまりの百物語
ついに機帆船ペルセウスが竣工し、石化の謎を解く『世界冒険チーム』が結成されようとします。龍水が独断で選んだ乗船メンバーが発表され、続々と機帆船ペルセウスへと乗船していきます。しかし、危険な旅が予想されるため、中には『人類発展チーム』として本土に残りたいと希望する者も現れます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=101 TREASURE BOX
千空は、全人類70億人、全員を助け出す……!!!と言い出し、まずは復活液を無限に作り出すため、宝島の宝箱を目指すことに決定します。ルリから百物語を聞いていた千空は、百物語の内容から宝島の宝箱に千空の父親達が希少な鉱石を遺してくれたと推測します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=102 化学船ペルセウス
自分の本当の名前を「ソユーズ」と名乗る村人が現れ、千空は宝島には人間がいると推測します。その「ソユーズ」と名乗る村人は石神村の遠縁の人間で、日本を目指さず宝島に残った住民ではないかとさらに推測します。さらに宝島に残った住民がホワイマンの可能性もあり、千空達は偶然訪れた嵐に紛れて宝島に接近することにします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=103 絶望と希望の光
宝島の住民に気付かれず機帆船ペルセウスで島に接近できた千空達は、メンバーを最小限にした偵察隊で宝島を調査します。千空、コハク、ゲン、ソユーズの四人で偵察隊を組んで、石化復活液を無限に生産できるプラチナを探しに行きます。一方、機帆船ペルセウスに残った龍水や船員達は、船の清掃など雑用に取り組みますが、龍水は島から何者かの視線を感じます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=104 科捜研の男たち
ゲンとソユーズが望遠鏡で機帆船ペルセウスを確認すると、船員が全員石化されている光景が見えてました。怒ったコハクはすぐに機帆船ペルセウスに乗り込もうとしますが、敵の正体も分からず、ゲンに止められます。ソユーズは赤ん坊の頃の記憶を思い出し、ヒトを石化する何かから逃げてきたと、千空達に伝えます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=105 島一の美少女
千空が行った科学捜査から島の住民を見つけ出しますが、見つけ出した島の住民の少女は他の住民の男達にいきなり求婚されていました。とりあえず少女が求婚されている様子を見ていると、少女はアマリリスと言う名前で、島には頭首と呼ばれる親玉がいる事が分かりました。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
Z=106 石化の秘密
アマリリスは幼い頃に友人を石化されていて、石化武器を頭首から盗ろうと考えていました。また頭首には石化能力がなく、党首の側近キリサメが石化武器を使って島の住民を石化している事も、千空はアマリリスから聞かされます。アマリリスから石化武器について聞かされ、石化武器には効果範囲があるなどルールがあり、ルールがあるなら科学だ、科学で闘えんなら負けねえよ、と千空は断言します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
おまけ 龍水の金銭感覚
七海 龍水の金銭感覚が分かる場面です。さすが七海財閥の御曹司だけあって、1億円のお年玉を小銭と言ってのけています。父親と執事のフランソワ以外、全員引いています。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 12巻より
まとめ
12巻では、大型機帆船ペルセウスが完成し千空達は世界へと旅経ちます。そして、石化復活液を無限に生産するための鉱石、プラチナを手に入れるため宝島に向かいます。宝島には石神村の遠縁にあたる人間が住んでいて、さらには石化武器が出てきます。石化光線の謎が少し解明されそうな雰囲気も出てきて、今後の展開も見逃せそうにありません。
13巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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Boichi/稲垣 理一郎 集英社 2019年09月04日