TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。
【ネタバレ】アニメ 逃げ上手の若君 幕間「歴史」のネタバレ、感想
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第十回「変態稚児と神力騒動」
中山庄の防衛に成功した時行は、犠牲になった村人達や死んだ武士達を丁重に弔った後、頼重から一時的に未来が見えない時期がある事を打ち明けられます。頼重の神の力を拠り所に求める者もいるので皆には内緒にしておいて欲しいと言われた時行は、一人で頼重の神の力を取り戻す手伝いをします。
頼重がウナギを食いたいと言えば時行はウナギを郎党に獲ってきてもらい、行者にんにくを食べたいと言えば行者にんにくを採ってきてもらい、神の力を高めるために必要と言われれば注連縄(しめなわ)や巫女装束を用意してもらいます。しかし、どの方法を試しても頼重に神の力は戻りません。
ド変態と郎党達から誤解されてしまう
さらに時行は自分の趣味でこれらを集めていると郎党達に誤解されてしまい、結果的に時行は性癖がエグい、ド変態の坊々と誤解されてしまいます。誤解されていると分かった時行は、頼重に抗議しこれで最後と守屋山に流れる聖なる沢の水を汲んできて欲しいと頼重にお願いされます。
沢の水を汲みに来た時行は、そこで雫が神楽舞を舞っている場面を偶然目撃します。時行は雫から諏訪の神域に住まう神獣達を見せてもらい、少しの間この世の不思議を垣間見ます。
一方、京では足利尊氏が実弟・直義に鎌倉へ赴き守りを固めるように命じていました。尊氏は北条の残党が乱を起こしそうな予感がすると勘で言うと、直義に鎌倉を防衛するように命じます。
その後、直義は尊氏が描いた御仏の絵を見て、兄の尊氏の人間離れした存在を察し不安に思います。そして御仏の部分の絵だけ残して、他の化け物のような絵の部分は処分させます。
神力を取り戻した頼重
雫に汲んでもらった水を飲んだ頼重は、失っていた神力を取り戻します。頼重は神力とは人の目が届かない所に存在できる力で、人の世が広がっている今の世では神力は枯渇しようとしている事を時行に説明します。
時行は頼重に自分の遊びの後始末はちゃんとするように言い、頼重は時行にかかっていたド変態という誤解を解くことになります。頼重は郎党達に自分が遊んでいる様子を見せて、結果的にその様子が人に見えない領域過ぎて、頼重には神力が集まったそうです。
まとめ
第十回の内容は原作だと、3巻23話「臣従1334」から3巻25話「神力1334」までになります。
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第十回では、頼重から一時的に失われた神力を取り戻すために時行は頼重の手伝いをしますが、郎党達が時行はド変態と誤解してしまい、時行はひどい目に遭います。最後は頼重に誤解を解いてもらい、頼重がド変態という事で決着しました。
また、京では尊氏が実弟の直義に鎌倉へ赴き守りを固めるように命じます。鎌倉を奪った尊氏と鎌倉を防衛する直義、この足利兄弟と北条時行が激突するまで、一年半を切ります。時行が乱を起こす1335年が迫ってきますが、次回は国司・清原信濃守が登場して新たな反乱が起きそうです。
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