TVアニメ 進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)のネタバレ、感想です。アニメ 進撃の巨人もこれで完結となります。
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進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)
アルミンが連れ去られる
獣の巨人を倒しましたが、うなじの中には誰もおらずアルミンは、戦鎚の巨人と同じやり方でジークは本体を隠していると言います。終尾の巨人の骨の中にジーク本体がいるとアルミンは推測しますが、骨の山から探し出すのは不可能でアルミンは終尾の巨人ごと吹き飛ばす覚悟を決めます。しかし、直後に豚か牛のような巨人に襲われてしまい、アルミンは連れ去れてしまいます。
アルミンを助けようとミカサ達はアルミンを連れ去った巨人を追おうとしますが、直後に多数の巨人が出現します。この巨人達は歴代の九つの巨人で、歴代の継承者の意識があるか不明ですが、始祖の巨人の力があれば無尽蔵に蘇らせることも可能、とピークは推測します。ピークは歴代の九つの巨人を相手にしていられないと言い、エレンの本体があると思われる終尾の巨人の首部分を直接狙います。しかし、ピークは戦鎚の巨人によって槍で串刺しにされ身動きが取れなくされます。
鳥のような巨人となったファルコ
ミカサ達はアルミンを何とか取り戻そうと、協力して歴代の九つの巨人を倒していきます。一方、連れ去られたアルミンは、自分を連れ去ったのはエレンの意思でなく、始祖ユミルの意思だと推測します。しかしどうする事もできず、さらに傀儡にされたベルトルトの超大型巨人が現れライナーの鎧の巨人を破壊してしまいます。ライナーは何とかジャンによって助け出されますが、歴代の九つの巨人に囲まれて絶体絶命のピンチに陥ります。そこに、巨人化したファルコが鳥のような巨人になって、空を飛んで駆けつけてきます。アニとガビも一緒で、三人は何としても地鳴らしを止めようと駆け付けました。
ファルコに助けられたジャンやリヴァイ達は、アルミンを助けて超大型巨人の力で終尾の巨人を爆発させることを狙いつつ、ピークが終尾の巨人の首部分に巻いた爆弾でうなじの爆破する、これを二班に分けて同時に実行しようとします。ミカサはエレンを救いたいのでこの作戦に躊躇しますが、アニからエレンを助けることだけ考えれば言い、と言われ、ミカサはエレンを救うことに専念しようとします。
ミカサとアニはついにアルミンを連れ去った巨人を見つけますが歴代の九つの巨人がどんどん蘇り、アルミンを連れ去った巨人を捕まえられず、ジャンやミカサ達は徐々に追い詰められていきます。一方、アルミンはいつの間にか「道」にいて、この場所でジークと出会います。アルミンはジークを説得し、ジークはアルミンとの会話の中で、大切だったクサヴァーとのキャッチボールの時間を思い出します。
アルミンを救出
一方、終尾の巨人の首部分に巻いた爆弾の起爆装置までたどり着けず、歴代の九つの巨人に追い詰められていたジャン、ピーク、ライナーですが、突然巨人達の一部がジャン達を助ける行動を取ります。アニやミカサ、コニーも歴代の九つの巨人に襲われているところを、ベルトルトの超大型巨人に助けられます。ベルトルトが助けてくれた隙に、ミカサはアルミンを連れ去った巨人を攻撃、アルミンは吐き出され助け出されます。
ベルトルトやユミル、ポルコ、マルセル達の巨人がアニやジャン達を助け出したのは、ジークがアルミンに協力し、「道」の世界で眠っていたみんなに力を貸して欲しいと頼んだからでした。その結果、ベルトルトやユミル、ポルコ、マルセル達がアルミンやジークに協力してくれるようになります。そして、ジークはリヴァイの前に自ら姿を現し、無抵抗でリヴァイに殺されることで地鳴らしを止めます。
終尾の巨人と光るムカデを巻き込んで大爆発
そして、ジャンが起爆装置を作動させ終尾の巨人の首を爆破し、エレンの頭部分が落下していきます。しかし、終尾の巨人の首部分からガビの言っていた光るムカデが出てきてエレンの頭部分と再び繋がろうとします。この光るムカデはライナーの鎧の巨人が抑え、その隙にアルミンが超大型巨人の力で終尾の巨人と光るムカデを巻き込んで大爆発を起こします。
地鳴らしは止まりましたが、エレンも光るムカデもまだ生きていて、エレンは超大型巨人となってアルミン達の前に立ち塞がります。さらに、光るムカデはスラトア要塞にいたジャンやコニー、アニの父親などエルディア人を強制的に巨人化させて、自分の兵隊とします。アルミンも超大型巨人となってエレンの超大型巨人を倒そうとし、ライナーの鎧の巨人は光るムカデと巨人の群れをアルミンの所に行かせまいと体を張って止めます。
ミカサは一時、全てを放り出してエレンと逃げだした未来を見ますが、結局ミカサは現実に戻りアルミン、リヴァイと協力してエレンの超大型巨人を攻撃、超大型巨人の口の中にいるエレンの首を斬り落とします。
エレンを倒したミカサ、アルミン達に、船の中でエレンが会いに来た時の記憶が蘇ります。その記憶からエレンがアルミン達を、エレンを討ち取り人類を滅亡から救った英雄に仕立て上げるためにアルミン達を突き放した、という事が判明します。他にもエレンの口から様々な事が話されますが、現実に戻るとエレンの力によって巨人の力がこの世から消し去られていました。巨人になっていたジャン達も人間に戻り、ライナー達が持っていた巨人の力も消え去り、普通の人間に戻っていました。そしてアルミンはマーレ人達にエレン・イェーガーを殺した者として名乗り出ます。
「天と地の戦い」から三年
「天と地の戦い」から三年、パラディ島では海の向こう側の生き残った人類の報復を恐れて、イェーガー派は軍を結成し軍備増強に力を注いでいます。アルミン達は連合国大使として、パラディ島に和平交渉に訪れようとしていました。戦いはなくならないようですが、アルミン達はパラディ島で平和を訴えるようです。
そして、ミカサエはレンがかつて居眠りをしていた木の下、エレンの墓がある場所で一人エレンに話しかけていました。すると、一羽の鳥がまるでエレンのようにミカサのマフラーを巻き直します。ミカサは空に向かって、マフラーを巻いてくれてありがとう、とお礼を言った所で物語は終わります。
まとめ
TVアニメ 進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)の内容は、原作だと34巻、第135話~最終話(第139話)までとなっています。
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今回で放送10年に及んだアニメ 進撃の巨人も完結です。
終尾の巨人と最終決戦となり、さらに歴代の九つの巨人を無尽蔵に呼び出し、アルミン達は絶体絶命のピンチに陥ります。しかし、アルミンがジークを説得したことで、ベルトルトやユミル達の巨人がアルミン達に味方し、ジークは無抵抗でリヴァイに殺されることで、地鳴らしを止めることに成功します。光るムカデによってスラトア要塞にいたエルディア人を全員巨人化されて、再度ピンチに陥りますが、最後はミカサ、アルミン、リヴァイが協力してエレンの超大型巨人に立ち向かい、ミカサがエレンの首を切り落として勝利します。その後は、パラディ島は世界からの報復を恐れて軍備増強に力を注いでいるようですが、アルミンは平和を諦めずに和平交渉の連合国大使として再び、パラディ島を訪れようとしています。ミカサはかつて居眠りをしていた木の下、エレンの墓がある場所にいますが、一羽の鳥がエレンであるかのようにミカサのマフラーを巻き直します。歌が流れているシーンでは、戦争が再び起こる様子が描かれていたので戦争はなくならないようですね。
相変わらず戦闘シーンは圧巻で、特に九つの巨人との戦闘シーンや、最後のミカサとリヴァイが協力してエレンに立ち向かうシーンは迫力がありました。内容に関してはほぼ原作どおりでしたが、原作者 諫山創先生によるアニメオリジナルの加筆修正がありました。エレンとアルミンの会話が少し変わっているなど、アニメオリジナルの部分がありましたが、こちらの会話も興味深く視聴できました。
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