進撃の巨人 19巻には75話から第78話まで掲載されています。
前巻18巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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19巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
75話 二つの戦局
壁の中にいたライナーをあと少しで殺せたリヴァイでしたが、結局鎧の巨人となってしまい、さらに獣の巨人が「四足歩行型の巨人」と他何体もの巨人を従えて様子を伺っています。エルヴィン団長が敵の動きを見定めていると、鎧の巨人は壁を登り、獣の巨人の所からは複数の小型の巨人が馬を狙って襲ってきます。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
敵の狙いを読んだエルヴィン団長は、エレン達には鎧の巨人を仕留めるように、そして他の兵士には小型の巨人から馬を死守するように指示し、アルミンにはさらに鎧の巨人用の作戦を伝えます。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
76話 雷槍
場面変わって、馬を襲ってきている小型の巨人達の対応ですが、既に調査兵団には以前のような力はなく小型の巨人相手に苦戦し、数か所で負傷者を出しています。リヴァイがフォローをすることで、何とか小型の巨人達を倒しながら馬を守っている状況です。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
一方ライナーの鎧の巨人ですが、エレンが巨人化して戦闘を行う事で鎧の巨人を足止めしています。エレンは拳のみを硬質化しより強固にする事で、鎧の巨人の固い装甲を砕くことに成功し、戦闘を有利に進めています。そしてハンジはさらに新兵器の「雷槍」を鎧の巨人に使用する隙を伺います。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
77話 彼らが見た世界
ベルトルトの回想と思われますが、トロスト区襲撃の際ベルトルトとライナーが建物の屋根の上で会話をしています。エレンが巨人化の能力を有しているのを見て、これからどのように行動するかを話していますが、その会話をマルコに聞かれてしまいます。ベルトルトとライナーには誤魔化されますがマルコは会話の内容から、ベルトルトとライナーがトロスト区を襲撃した巨人ではないかと推測します。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
ライナーはマルコが何かに感づいたと気付き、マルコの体を抑え込みます。そこにアニも合流しますが、ライナーはマルコに会話を聞かれ、もう生かしておけない事を伝えます。そしてライナーはアニにマルコの立体機動装置を外すように指示します。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
78話 光臨
頭を吹き飛ばされたライナーは無意識のうちに叫び、ベルトルトたちに合図を送ります。ライナーからの合図を聞いた獣の巨人はライナーや調査兵団がいる辺りに、樽に入ったベルトルトを投げ込みます。ベルトルトは超大型巨人になる時の爆風で調査兵団もろとも辺り一帯を吹き飛ばそうとします。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
ベルトルトは超大型巨人になる直前に、ライナーの状態に気付き巨人化するのを中断します。しかしベルトルトは覚悟を決めて、元の仲間である調査兵団と対峙します。アルミンアはベルトルトの大人しくて気の弱い性格を利用して、会話で気をそらそうとしますがベルトルトの決意は固く躊躇なくアルミン達を殺そうとします。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
おまけ 「2頭身キャラクター(ともだち)」が食べちゃった
巻末おまけマンガです。アルミンの為ために2頭身キャラクター(ともだち)が、いじめっ子を食べてくれました。しかも2頭身キャラクター(ともだち)は法律が自分をさばけないことも考慮して食べています。
© 諫山創 進撃の巨人 19巻より
まとめ
ライナーの鎧の巨人はエレンとの戦闘に集中したことで、他の調査兵団の接近を許してしまいます。ライナーは調査兵団の兵士には鎧の巨人の装甲を破る事は出来ないと高を括っていましたが、新兵器の雷槍をうなじに打ちこむことでライナーを行動不能の状態まで追い込みます。
しかしその時、ライナーは無意識なのか叫び声をあげて合図を仲間に送り、ベルトルトを戦闘に参加させて、一気にハンジやアルミン達調査兵団の兵士を壊滅の危機に追い込みます。
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posted with ヨメレバ
諫山 創 講談社 2016年04月08日
20巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。